宮下奈都さんの小説にはまっています。
特に好きなのが「よろこびの歌 」と「終わらない歌 」の二作品。

無題無題2

音楽の高校に受かるものだと疑いもしていなかった主人公。
高校受験に失敗して、音楽に関係がない普通科の高校に進学する。

進学先でも、受験の失敗を引きずりつづけ音楽の勉強をしない。
ひょんなことから、合唱コンクールに参加することになって・・・

というようなお話。

宮下奈都さんの小説に共通するのが、
主人公が健やかな明るさをたたえていて、いろいろなことがあっても
毎日の暮らしをすこうしずつ良いものにしていっているという点。

ちょっとやさぐれたり、脇道にそれてみたり。
そんなこともあるのだけど、
でもきちんと自分の中心に戻ってきて
派手さがない日常を編んでゆく。

読んでいると、なんだか安心するんですよね~。
すとん感があって、小説の世界と自分の世界への移行がとどこおりないのが不思議。



「よろこびの歌」と「終わらない歌」にはブルーハーツさんの曲もいくつか出てきていて。
懐かしくなって聞いてみたら、なんだかぽろぽろ涙がでてくる。

日常で知らず知らずの間に固くなる’こころ’が、ぶわっと外にでてくるような感じ。
日本のお祭りみたいな効能がある曲たちだな~。



夏こそインドアを楽しむのもおすすめです(*^^*)